絵画の自意識 : 初期近代におけるタブローの誕生
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書誌事項
絵画の自意識 : 初期近代におけるタブローの誕生
ありな書房, 2001.7
- タイトル別名
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The self-aware image : an insight into early modern meta-painting
L'instauration du tableau : métapeinture à l'aube des temps modernes
- タイトル読み
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カイガ ノ ジイシキ : ショキ キンダイ ニオケル タブロー ノ タンジョウ
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注記
原著英語版(Cambridge : Cambridge University Press, 1997)の全訳
主要参考文献: p483-505
内容説明・目次
内容説明
記号論やテクスト批評、人類学、精神分析など、隣接諸学に新たな方法論的モデルを求め、西洋における多様なイメージを、隠喩的な深層と換喩的な表層に意を払う相互テクスト的な絵画読解を通してとらえ、初期近代の独立した絵画形式としてのタブローの成立を、形象によって構成されたテクスト、すなわちメタ絵画という視点から書き直す。
目次
- 第1部 驚いた眼(斜間;相互テクスト的プロセスとしての静物画の誕生;周縁)
- 第2部 好奇の眼(アッサンブラージュ—あるいは古いイメージから新しいタブローをいかに生みだすか;イメージの転換点;相互テクスト的機構)
- 第3部 方法の眼(タブロー・地図・鏡;画家のイメージ/絵画行為のイメージ;裏返しのタブロー)
「BOOKデータベース」 より