書誌事項

源氏物語=性の迷宮へ

神田龍身著

(講談社選書メチエ, 217)

講談社, 2001.7

タイトル別名

源氏物語性の迷宮へ

タイトル読み

ゲンジ モノガタリ セイ ノ メイキュウ エ

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内容説明・目次

内容説明

絢爛たる光源氏の物語を終えた後に、なぜ「続篇」宇治十帖が必要とされたのか。「性」の物語として読むとき、物語の隠された欲望が明らかになる。人形愛・死体愛・マゾヒズム—「宇治」を持つことにより、『源氏』は異形の物語へと変貌する。古典文学の金字塔をラディカルに読み変える、『源氏物語』のポストモダン。

目次

  • 序章 薫/匂宮—差異への欲望
  • 第1章 光源氏の物語から宇治十帖へ
  • 第2章 薫と大君—不能的愛の快楽
  • 第3章 さかしまの主人公—浮舟登場
  • 第4章 光源氏時代への挽歌—匂宮三帖論
  • 第5章 社会の欲望媒介装置=浮舟—交換される欲望
  • 第6章 “情報”としての浮舟—欲望の沸騰点

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA52639247
  • ISBN
    • 4062582171
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    238p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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