眼の探索
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眼の探索
(角川文庫, 11902)
角川書店, 2001.3
- タイトル読み
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メ ノ タンサク
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注記
朝日新聞社1998年刊に加筆、修正
内容説明・目次
内容説明
闇なのに、なぜ明るいのか。病んでいるのに、なぜ笑いさんざめくのか。危機へと向かっているのに、なぜ喜びいさむのか…。この国のあやかしの景色にひそむ病理を、たぐい稀な視力と根源の言葉で解析し、今日的閉塞のわけを突きとめてみせた、いま最も美しく挑発的な一冊。朝日新聞連載時から、ラディカルさゆえに大きな議論を巻きおこし、読者の圧倒的支持と共感をかちえた本編作品群に加え、文庫のために書き下ろした瞠目の問題作「虹を見てから」を併録。
目次
- 1 夏から秋への記憶(骨の鳴く音;記憶を見る ほか)
- 2 秋から冬への惑い(言葉と生成;詩の流星 ほか)
- 3 冬から春への疼き(サーカス;悪霊の顔 ほか)
- 4 春から夏への眩暈(魔法の塩;再びテーマについて ほか):虹を見てから—『眼の探索』の補遺として
「BOOKデータベース」 より