声は無けれど
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声は無けれど
(岩波現代文庫, 社会 ; 41)
岩波書店, 2001.7
- タイトル読み
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コエ ワ ナケレド
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注記
岩波書店 1987刊の再刊
内容説明・目次
内容説明
教育・農村・女性問題について幅広く評論活動を行ってきた丸岡秀子は、八十路を越えた時、その活動を同志として共に支え合ってきた五十代の娘に先立たれた。娘への鎮魂の思いを込め、また、封建的家制度をはじめ様々な差別に挑み続けた自身の生の証しとして綴った本書は、個の痛みを人間の尊厳と平和の願いに結晶させる。
目次
- 母子共有の哀切
- その翌日より
- 準備のためだったのか?
- 氷の彫刻
- 霊前に積まれる
- 何の予感だったのか
- 砂漠の心
- 風化を超えて
- 花
- 五月・無常
- ふる里・奈良から
「BOOKデータベース」 より