物語オランダ人
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物語オランダ人
(文春新書, 181)
文芸春秋, 2001.7
- タイトル読み
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モノガタリ オランダジン
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内容説明・目次
内容説明
ヨーロッパ暮しにあこがれ、美しいオランダに赴任した著者が出会ったのは、根強い反日感情、そして聞きしにまさるケチで自分本位な人たちだった。辟易するような隣人、愛犬の糞を片づけない淑女、責任を回避する会社員—。それほど個人主義的な、自由平等をよしとする社会なのに、王室は安泰、国民総背番号制も実施されている。労働者は過保護なほど守られ、リストラとは無縁だし、拝金宗徒といわれながらも、対外援助活動や環境保護に熱心で、国際的発言力も強い。同性愛者同士の結婚、安楽死の容認‥。現地で奮闘すること十二年のビジネスマンがユーモラスに描いた“小さな大国”の舞台裏。
目次
- 第1章 風車の向うに
- 第2章 「小さな生活大国」の住み心地
- 第3章 何だか不思議なオランダ社会
- 第4章 繁栄の舞台裏
- 第5章 日本人とオランダ人
「BOOKデータベース」 より