理論的好奇心に対する審判のプロセス
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理論的好奇心に対する審判のプロセス
(叢書・ウニベルシタス, 607 . { 近代の正統性 / ハンス・ブルーメンベルク [著] ; 忽那敬三訳||キンダイ ノ セイトウセイ } ; 2)
法政大学出版局, 2001.7
- タイトル別名
-
Die Legitimität der Neuzeit
Der Prozeß der theoretischen Neugierde
- タイトル読み
-
リロンテキ コウキシン ニ タイスル シンパン ノ プロセス
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注記
原著増補改訂版(Suhrkamp,1988)の第3部Der Prozeß der theoretischen Neugierdeの翻訳
内容説明・目次
内容説明
古典古代に好奇心・知識欲は知の営みを開花させたが、中世には神への絶対帰依を説くアウグスティヌスらに排撃された。好奇心に駆られヴァントー山に登ったペトラルカが中世と近代を分かって以来の、好奇心が解放され近代科学革命に至るまでの曲折に満ちた過程を究明する。
目次
第3部 理論的好奇心に対する審判のプロセス(妨害に弱い理論的動因;ソクラテス的転換の撤回;エピクロスの神々の無関心性;懐疑主義派のなかに残存する世界秩序への信頼;回心への地ならしと審判のための判断モデル;好奇心の悪徳目録への組み入れ;スコラ哲学の体系のなかでの知識欲求の自然本性性をめぐる諸困難;来たるべき越境の先取り;不可視である世界内的なものへの関心;啓蒙への準備段階としての好奇心の正当化 ほか)
「BOOKデータベース」 より