日本書紀はなにを隠してきたか

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日本書紀はなにを隠してきたか

遠山美都男著

(新書y, 035)

洋泉社, 2001.7

タイトル読み

ニホン ショキ ワ ナニ オ カクシテ キタカ

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注記

1999年刊の改訂

内容説明・目次

内容説明

日本最古の歴史書『日本書紀』誕生の秘密!七世紀末の律令国家の成立は、倭国の自立、日本と天皇誕生の契機になる出来事だった。『日本書紀』の編纂は、それまでの倭国・大王の歴史を律令国家に相応しいものに書き換えることでもあった。しかし、その作業は、古代律令国家を正当化する“歴史ドラマ”の創作作業でもあったのだ。『日本書紀』の六世紀以前の記述は、戦後になって批判されたものの、聖徳太子の登場から七世紀末までの歴史はほぼ定説化してしまった。『日本書紀』の古代七世紀の記述は、意図的な操作が加えられていた。

目次

  • 第1章 古代律令政治のパイオニア・聖徳太子の実像
  • 第2章 「大化改新」は本当にあったのか?
  • 第3章 「壬申の乱」勃発の謎
  • 第4章 知られざる古代女帝の時代
  • 第5章 古代史の「通説」を疑う
  • 第6章 古代有名氏族の興亡史

「BOOKデータベース」 より

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