ビスマルク
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書誌事項
ビスマルク
(Century books, . 人と思想||ヒト ト シソウ ; 182)
清水書院, 2001.8
- タイトル読み
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ビスマルク
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注記
ビスマルクの肖像あり
ビスマルク年譜: p212-236
参考文献: p237-242
内容説明・目次
内容説明
第二次世界大戦以前の日本でのビスマルク評は、いわゆる「鉄と血」の意志で対デンマーク、対オーストリア、対フランス戦争で勝利を収め、ドイツを統一した建国の大立者というものであった。これが民主主義の時代になると、「文化闘争」や「社会主義者鎮圧法」などで強権を振るった保守反動の政治家、そしてヒトラーにつながる血なまぐさい軍国主義者というイメージが強くなり、一般に敬遠されるようになった。本書では、ビスマルクの実像に迫るため、ビスマルク個人の私生活とその生身の人間像にも視線を向ける。そしてビスマルクの政治と彼の成し遂げたドイツ統一の意味を、当時の日本との関連、また1990年のドイツ再統一や「欧州連合」との関連も踏まえながら、今一度、検証しようとするものである。
目次
- 1 生い立ちから結婚まで(ビスマルク誕生前後のドイツの状況;幼年時代;初等教育、中等教育 ほか)
- 2 政治家ビスマルク(政治への道;三月革命;反革命 ほか)
- 3 ビスマルクの人物像と業績(ビスマルクの敵;ビスマルクの人物像と業績の総括)
「BOOKデータベース」 より