物語韓国人
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書誌事項
物語韓国人
(文春新書, 188)
文藝春秋, 2001.8
- タイトル読み
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モノガタリ カンコクジン
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内容説明・目次
内容説明
古代には、中国と日本の間で、時に戦い、時に和し、したたかな対応をしていた半島の人々だったが、しだいに文を尚び武を軽視するようになる。ことに十六世紀に入り、朱子学を尊信する文化人の支配が始まると、華夷思想により、中華帝国の藩屏の地位に安住し、国内には観念的な道学的政治論とすさまじい権力闘争(党争)が横行する…。「日韓新時代」といわれながら、依然、日本人には見えにくい隣国の歴史の真相を透視する。
目次
- 第1章 身近な古代韓国人
- 第2章 大陸との距離
- 第3章 消え行く「勇者の時代」
- 第4章 リアリズムの喪失
- 第5章 党争と儒教知識人
- 第6章 華夷思想という麻薬
- 第7章 心に残る文章
「BOOKデータベース」 より