重光・東郷とその時代

書誌事項

重光・東郷とその時代

岡崎久彦著

PHP研究所, 2001.6

タイトル別名

The lives and times of Shigemitsu and Tōgō

タイトル読み

シゲミツ トウゴウ ト ソノ ジダイ

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注記

重光葵、東郷茂徳の肖像あり

文献目録: 巻末

関連年表: 巻末

内容説明・目次

内容説明

大東亜戦争を全身全霊で戦った帝国日本、滅びの叙事詩。日本外交の栄光を支えた昭和前期の外交官群像。

目次

  • 歴史の真実—現在生きている人間の価値観だけで歴史は書けない
  • 満洲国承認—石原莞爾の鬼謀によって満洲はたちまち制圧された
  • 連盟脱退と満洲建国—国家社会主義や五族協和という理想を満洲に夢見て
  • 最後の平和—満洲事変は収まり日中関係改善のチャンスが訪れた
  • 二・二六事件—昭和十年、十一年、日本国内の潮流は大きく変った
  • 迫り来る戦雲—昭和十年、十一年、アジアも欧州も大きく変化した
  • 盧溝橋事件—中国側に対日抗戦の時機が来たとの雰囲気が漲った
  • 南京占領—外交手段による事態収拾の努力は懸命に続けられた
  • 泥沼へ—事変勃発後の世論は政府の強硬態度を強く支持した
  • 三国同盟の締結—日・独・伊三国の枢軸同盟を最後まで拒否した人たち
  • 破滅的な松岡洋右外交—新体制運動は人心一新を望む国民に広く支持された
  • 真珠湾へ—ハル・ノート発出後は誰も戦争に反対できなかった
  • 栄光に酔った六ヶ月—日露戦争のときと同じ感激の波が全アジアに走った
  • 大東亜共栄圏—アジアの独立を実現すべく大東亜会議が開催された
  • 敗戦の教訓—日本を破滅的な惨禍から救う唯一の戦い方があった
  • 滅びの叙情詩—硫黄島で日本の将兵は人間としての真価を発揮した
  • もう、やめねばならない—明治以来続いた栄光はうたかたのごとく消え去った

「BOOKデータベース」 より

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