書誌事項

外国人労働者の人権と地域社会 : 日本の現状と市民の意識・活動

鐘ヶ江晴彦編著

明石書店, 2001.8

タイトル別名

外国人労働者の人権と地域社会 : 日本の現状と市民の意識活動

タイトル読み

ガイコクジン ロウドウシャ ノ ジンケン ト チイキ シャカイ : ニホン ノ ゲンジョウ ト シミン ノ イシキ カツドウ

注記

内容: はじめに(鐘ケ江晴彦), 第I部: 外国人労働者をめぐる住民意識(1「外国人労働者をめぐる住民意識の現状とその規定要因」-3「自由回答のテクスト分析から」), 第II部: 支援組織と外国人労働者(4「支援組織と中部地区の外国人労働者」, 5「「助けられるだけ」の存在を超えて」), 第III部: 外国人女性・子どもの現状と人権問題(6「シングルマザーとして生きる」-8「下層労働力の再編としての外国人労働者問題」), 付論: 下層労働力の再編としての外国人労働者問題, 執筆者紹介

文献: 各章末

収録内容
  • 外国人労働者をめぐる住民意識の現状とその規定要因 / 鐘ヶ江晴彦 [執筆]
  • 外国人をめぐる流言騒ぎの諸相 / 野口道彦 [執筆]
  • 自由回答のテクスト分析から / 山田富秋 [執筆]
  • 支援組織と中部地区の外国人労働者 / 塚田守 [執筆]
  • 「助けられるだけ」の存在を超えて : ニューカマー外国人による互助活動の試み / 山本薫子 [執筆]
  • シングルマザーとして生きる : 「フィリピン女性エンターテイナー」のその後 / 高畑幸 [執筆]
  • エスニック・スクールの形成にみる「共生」の現状と課題 : 太田・大泉の事例から / 藤原法子 [執筆]
  • 移住女性の生活問題と社会的支援 : 98福岡調査より / 松崎百合子 [執筆]
  • 下層労働力の再編としての外国人労働者問題 / 中根光敏 [執筆]
内容説明・目次

内容説明

これまで出された外国人労働者問題に関する著作の多くは、外国人労働者問題全般についての概説的なものか、特定の問題や地域を扱ったものであった。本書は、この両者の中間を目指したもの、すなわち、外国人労働者の人権にかかわるさまざまな問題をかなり幅広く、しかも実証的研究にもとづいて分析・考察しようとしたものである。

目次

  • 第1部 外国人労働者をめぐる住民意識(外国人労働者をめぐる住民意識の現状とその規定要因;外国人をめぐる流言騒ぎの諸相 ほか)
  • 第2部 支援組織と外国人労働者(支援組織と中部地区の外国人労働者;「助けられるだけ」の存在を超えて—ニューカマー外国人による互助活動の試み)
  • 第3部 外国人女性・子どもの現状と人権問題(シングルマザーとして生きる—「フィリピン女性エンターテイナー」のその後;エスニック・スクールの形成にみる「共生」の現状と課題—太田・大泉の事例から ほか)
  • 付論 下層労働力の再編としての外国人労働者問題

「BOOKデータベース」 より

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