グループ・スーパービジョンによる生活保護の事例研究 : 公的扶助ケースワークの実際
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グループ・スーパービジョンによる生活保護の事例研究 : 公的扶助ケースワークの実際
川島書店, 2001.6
- タイトル読み
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グループ スーパービジョン ニヨル セイカツ ホゴ ノ ジレイ ケンキュウ : コウテキ フジョ ケースワーク ノ ジッサイ
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注記
その他の著者: 山崎豊, 竹島紘, 石田功, 西野良雄, 原敏明, 本橋朝子
内容説明・目次
内容説明
本書は、事例の対象ケースとして新規申請の生活保護世帯を選び、それらを3年間にわたってケース処遇上の過程をフォローして、その間に最低5回以上のグループ・スーパービジョンを実施した。それにより、各ケースの処遇上の問題点、処遇の方針や留意点等を検討・確認して、共通の理解と望ましい援助のあり方を追求している。公的扶助ケースワークの理解と実践に関する研究の批判的素材として、市町村の生活保護行政の従事者、学生、研究者、その他社会福祉分野で実践活動にあたるソーシャルワーカーにとっての必携の書。
目次
- 序章 研究の目的と方法
- 第1章 長期間、閉鎖的な窮乏生活に陥っている老母と自立困難な姉妹の世帯—生活実態に即した世帯認定により主体的な生活の確立をめざした援助
- 第2章 内縁関係をつづける母子世帯—社会的・倫理的価値判断をこえて困窮の事実に着目した援助
- 第3章 地域社会に埋没している身障・慢性疾患を抱える老人夫婦世帯—老人ホームヘルパーを中心とした社会資源の活用による援助
- 第4章 事業の失敗と中途内部障害により挫折した若年の夫婦世帯—家族の危機と生活設計の転換に向けた援助
- 第5章 脳出血により生計中心者が重度複合障害に陥った世帯—世帯主の多様な要求に応えながら家族とともに在宅生活をめざした援助
- 第6章 世帯主の不安定就労・慢性的飲酒、妻の知的障害、子どもの非行など問題の重複した世帯—いわゆる「どうしようもないケース」とみなされる処遇困難な内容の理解とその援助
- 終章 研究の総括と課題
「BOOKデータベース」 より