八犬傳
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八犬傳
(廣済堂文庫, 特選時代小説 山田風太郎傑作大全 20,
廣済堂出版, [1998.4]
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ハッケンデン
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内容説明・目次
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上 ISBN 9784331606537
内容説明
「世界伝奇小説の烽火、アレキサンドル・デュマの『三銃士』に先立つこと三年」。28年の歳月を費やして完成された滝沢馬琴の大作「南総里見八犬伝」。物語は、長禄2年足利八代将軍義政のころ、安房国の城主里見義実の娘・伏姫が犬の八房の子を身籠り生んだ八つの奇妙な珠の話で始まる。後にそれらの珠を持つ8人の犬士が出現。八犬士が活躍する「虚の世界」と馬琴の日常生活を鋭く抉った「実の世界」が交互に展開。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784331606544
内容説明
物語が書き始められて14年目、最後の幼犬士が出現。ここにようやく孝・義・忠・信・悌・礼・智・仁のそれぞれの珠を持つ里見家名代の八人の犬士が出そろった。奇想天外な物語はさらに続く。四十数年前の結城落城に際して討ち死にした里見季基を弔う大供養が行われ、関東管領扇谷定正から安房国里見家を救うために、不思議な縁のもと天命の糸で結ばれた八犬士がいま立ちあがる。虚と実、伝奇と伝記が見事に冥合。
「BOOKデータベース」 より