書誌事項

日本語大博物館

紀田順一郎著

(ちくま学芸文庫)

筑摩書房, 2001.9

タイトル別名

日本語大博物館 : 悪魔の文字と闘った人々

タイトル読み

ニホンゴ ダイハクブツカン

大学図書館所蔵 件 / 63

注記

ジャストシステムより刊行(1994.1)されたものに増補したもの

主要参考文献: p319-324

内容説明・目次

内容説明

明治の幕開けは、欧米の言葉にくらべて複雑で難解な日本語を、簡潔な言語・文字にし、効率的に表記しようとする「近代化」への挑戦のはじまりでもあった。日本語活字誕生秘話、活字文化の大衆化を支えた人々、苦闘の末に大事典をつくりあげた諸橋轍次と大槻文彦の偉業、漢字廃止・カナ文字運動の理想と現実、ガリ版文化の開花と衰退、写植の創造に半生を傾けた男、そしてワープロの誕生…。埋もれた厖大な資料を掘り起こし、この100年の日本語「近代化」に注がれた全情報の軌跡を追う、渾身の日本語探求図鑑。カラー図版多数。

目次

  • 第1章 幕末活字顛末期—活字に憑かれた人々
  • 第2章 活字との密約—“壮厳なる森”に魅せられた人々
  • 第3章 起死回生の夢—昭和活字文化の七〇年
  • 第4章 ことばの海に漂う—諸橋轍次と大槻文彦
  • 第5章 カナに生き、カナに死す—カナ文字運動の理想と現実
  • 第6章 ローマ字国字論の目ざしたもの—田中館愛橘、田丸卓郎と日本のローマ字社
  • 第7章 日本語改造法案—人工文字に賭けた人々
  • 第8章 漢字廃止論VS.漢字万歳論—国語表記論争の過去と現在

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA5345214X
  • ISBN
    • 4480086617
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    335p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ