官僚組織の病理学
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書誌事項
官僚組織の病理学
(ちくま新書, 310)
筑摩書房, 2001.9
- タイトル読み
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カンリョウ ソシキ ノ ビョウリガク
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注記
参考文献等一覧: p225-226
内容説明・目次
内容説明
人間は失敗する生きものである。とはいえ、各人が、組織の目標やプライオリティを見失わずに責務にあたっていれば、組織はそれほど大きな失敗を犯さずにすむはずだ。しかし近年、日本の官僚組織は、重大な局面において失敗を繰り返してきた。官僚機構が恒常的に犯す過ちはどのようなパターンになっているのか。なぜそうした過ちが繰り返されるのか。阪神淡路大震災や東海村核臨界事故時のものからODAまでの、政策決定・実施の過程を、危機時、非常時、常時に分類し、詳細に追求していく。
目次
- 第1章 危機時の決定と実施(えひめ丸事件;阪神淡路大震災;東海村核関連事故)
- 第2章 非常時の決定と実施(対トルコ仮設住宅の緊急援助)
- 第3章 常時の決定と実施(住宅建設・販売の各種規制;ODAのシステムと情報)
「BOOKデータベース」 より