君主論
著者
書誌事項
君主論
(ワイド版岩波文庫, 190)
岩波書店, 2001.8
- タイトル別名
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Il principe
- タイトル読み
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クンシュロン
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注記
Il principe.の翻訳
文献: 巻末p1-3
内容説明・目次
内容説明
ルネサンス期イタリアの政治的混乱を辛くも生きたマキアヴェッリは外交軍事の実経験と思索のすべてを傾けて、君主たるものが権力をいかに維持・伸長すべきかを説いた。人間と組織に切りこむその犀利な観察と分析は今日なお恐るべき有効性を保っている。カゼッラ版を基に諸本を参照し、厳しい原典批判をへた画期的な新訳。
目次
- 君主政体にはどれほどの種類があるか、またどのようにして獲得されるか
- 世襲の君主政体について
- 複合の君主政体について
- アレクサンドロスに征服されたダレイオス王国で、アレクサンドロスの死後にも、その後継者たちに対して反乱が起きなかったのは、なぜか
- 征服される以前に、固有の法によって暮していた都市や君主政体を、どのようにして統治すべきか
- 自己の軍備と力量で獲得した新しい君主政体について
- 他者の軍備と運命で獲得した新しい君主政体について
- 極悪非道によって君主の座に達した者たちについて
- 市民による君主政体について
- どのようにしてあらゆる君主政体の戦力を推し量るべきか〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より