権力と文化
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権力と文化
(院政期文化論集 / 院政期文化研究会編, 第1巻)
森話社, 2001.9
- タイトル読み
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ケンリョク ト ブンカ
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注記
内容: 1「院政期の文化と時代」-9「和歌の思想」, コラム(「「昔」という時間」-「「ものの果て」の問答」), 執筆者一覧
収録内容
- 院政期の文化と時代 : 「見る」ことの政治文化学 / 小峯和明 [執筆]
- 院政期の政治神学 : 仏法王法相依論の起源・論理・実態 / 前田雅之 [執筆]
- 社会的「決定」の手続と「法」 : 《例》の作用をめぐって / 新田一郎 [執筆]
- 院政期の権門 : 内乱と武士政権の分立 / 元木泰雄 [執筆]
- 伝奏の女房 : 高倉院政期の性と政 / 下郡剛 [執筆]
- 知と血 : 摂関家の公事の説をめぐって / 小川剛生 [執筆]
- 「文狂」の時代 : 院政期の宗教言説と偽書の創出 / 小川豊生 [執筆]
- 梵・漢・和語同一観の成立基盤 / 伊藤聡 [執筆]
- 和歌の思想 : 詠吟を視座として / 錦仁 [執筆]
- 「昔」という時間 / 兵藤裕己 [執筆]
- 院政と皇位継承 / 今谷明 [執筆]
- 九条兼実と源頼朝 / 谷知子 [執筆]
- 起請文 / 佐藤弘夫 [執筆]
- 「ものの果て」の問答 : 『愚管抄』の結論 / 山本一 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
「権力」と「文化」は相対立するものではない。「権力」にはさまざまな形態があり、一方で人間集団が織りなすものすべては「文化」の範疇に入る。院政期の権力=文化空間を、従来の政治史・文化史の枠組みを超えて活写する。
目次
- 1 院政期の文化と時代—“見る”ことの政治文化学
- 2 院政期の政治神学—仏法王法相依論の起源・論理・実態
- 3 社会的「決定」の手続と「法」—“例”の作用をめぐって
- 4 院政期の権門—内乱と武士政権の分立
- 5 伝奏の女房—高倉院政期の性と政
- 6 知と血—摂関家の公事の説をめぐって
- 7 “文狂”の時代—院政期の宗教言説と偽書の創出
- 8 梵・漢・和語同一観の成立基盤
- 9 和歌の思想—詠吟を視座として
「BOOKデータベース」 より