凍りついた香り
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凍りついた香り
(幻冬舎文庫)
幻冬舎, 2001.8
- タイトル読み
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コオリツイタ カオリ
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内容説明・目次
内容説明
今でも彼の指先が、耳の後ろの小さな窪みに触れた瞬間を覚えている。まずいつもの手つきでびんの蓋を開けた。それから一滴の香水で人差し指を濡らし、もう片方の手で髪をかき上げ、私の身体で一番温かい場所に触れた—。孔雀の羽根、記憶の泉、調香師、数学の問題…いくつかのキーワードから死者をたずねる謎解きが始まる。
「BOOKデータベース」 より