幻想録
著者
書誌事項
幻想録
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 2001.10
- タイトル別名
-
A vision
- タイトル読み
-
ゲンソウロク
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注記
原著第2版の翻訳
底本: 1978年 パシフィカ刊
内容説明・目次
内容説明
20世紀最大の詩人のひとりW.B.イェイツは、千変万化する現象界に目を注ぐ一方、その奥に時空を超えて存在する神秘な世界を垣間見、心の二元性に逢着し、言い知れぬ苦悩を味わった。そして、彼自身の秘教的思想を披瀝する『幻想録』の体系構築を行なう。それは、生死を繰り返す人間の魂の変貌を、盈虚する月の28の相になぞらえ、「大車輪」のなかに位置する28の顕現体として動的に捉えると同時に、人間の歴史の流れをも、キリスト教文明の終わりを予期するなかで、「歴史の円錐」の動きとして把握する。イェイツの芸術、思想の真髄。
目次
- エズラ・パウンドにあてて
- マイケル・ロバーツとその友人の物語—彼の弟子による記録抄
- 月の諸相
- 第1編 大車輪
- 第2編 象徴の完成
- 第3編 審判に臨む魂
- 第4編 古代人の大年
- 第5編 鳩か白鳥か
- 周期の終末
- 万霊節の夜—一つのエピローグ
「BOOKデータベース」 より