歴史と科学 : 日本史を歩く
著者
書誌事項
歴史と科学 : 日本史を歩く
(PHP新書, 177)
PHP研究所, 2001.10
- タイトル読み
-
レキシ ト カガク : ニホンシ オ アルク
大学図書館所蔵 全41件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献 : p212-214
内容説明・目次
内容説明
科学は現代人にとって神となった。16、17世紀以来の自然の「数学化」は一つの仮説にすぎないのに、事物から色や匂いや味や固さや音をはぎ取り、私たちの日常の暮しの世界を無視するかのごとく、独り歩きし、今や「死物世界」として地球を覆い尽くした。そこには人々の豊かな感情も時間も存在しない。人間が生きた確かな足跡ともいうべき「歴史」は抹殺された。本書は、近年の遺伝子学全盛の古代研究への疑問等を題材に、西洋近代精神の中核を占める科学と真正面から対峙し、人間存在の本質と意味を問う。
目次
- 第1章 歴史と自然(日本文化の背後にある縄文文化;原理主義を欠く原理を持つ日本人;森の生態系の中で熟成した自然観 ほか)
- 第2章 歴史と科学(科学と「人間的あいまいさ」の関係;自然科学は現代人の神である;科学は発展したが「真理」からは遠ざかった ほか)
- 第3章 古代史のあつかい方への疑問(砂漠の文化の基準で森の文化は測れない;歴史学は科学に偏りすぎてはいけない;「二重構造モデル」の重大な過誤 ほか)
「BOOKデータベース」 より