デリダと肯定の思考
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デリダと肯定の思考
(ポイエーシス叢書, 47)
未來社, 2001.10
- タイトル読み
-
デリダ ト コウテイ ノ シコウ
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注記
『Revue philosophique de la France et de l'étranger』vol.115, no2に掲載された「Jacques Derrida特集」の翻訳
内容説明・目次
内容説明
ジャック・デリダの哲学とは何か?フーコー、ドゥルーズ亡きあと、なおも変貌を遂げつづける現代フランス最高の哲学者J・Dをめぐるさまざまな角度からの十六の論考。デリダ自身の論考をふくみ、ブランショ、ナンシー、リオタール、アガンベン、ラポルトなど錚々たるメンバーがカトリーヌ・マラブーの編集によってフランスの代表的な学会誌「哲学雑誌」一九九〇年版に一堂に会し話題を呼んだ特筆すべきデリダ論集。
目次
- パルデス潜勢力のエクリチュール
- デリダ、師の声を聴く
- ジャック・デリダのおかげで(ジャック・デリダに感謝)
- ストア派の狂人
- スィボレートあるいは“文字”について
- デリダにおけるニーチェの作用
- 最も純粋な私生児(行き場のない肯定)
- 自分が話すのを聞く
- 隠喩なき隠喩『オレステイア』三部作に関して
- エクリチュールの試み
- 翻訳者の註
- 「脱」の賽を投げて
- 暴力の経済、経済の暴力(デリダとマルクス)
- 省略的な意味
- 二重化
- 歪んだ記憶
- ハイデガーの『基礎的存在論』における「声」と「現象」
「BOOKデータベース」 より