書誌事項

魯文・桜痴・天囚・緑雨他

塚越和夫著

(明治文学石摺考 / 塚越和夫著, 続続)

葦真文社, 2001.8

タイトル読み

ロブン オウチ テンシュウ リョクウ ホカ

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注記

標題は背による

内容説明・目次

内容説明

明治期の小説で、いまでも不特定多数の読者に支えられているのは、せいぜい漱石くらいのものだろう。本書は5部構成で、著者が好む柳浪・緑雨・魯文・桜痴・天囚・円朝等に迫る。

目次

  • 『牛店雑談安愚楽鍋』の世界
  • 高橋お伝とは何か
  • 高橋お伝の本
  • 『真景累ヶ淵』
  • 林屋正雀の「水門前」
  • 西南の役と文学・演劇
  • 西南の役附記
  • 『幕府衰亡論』を読む
  • 天囚居士の諸作
  • 「明治天皇誄辞」について
  • 日の出島
  • 柳浪のリアリズム
  • 異り種
  • 河内屋
  • 柳浪の「雨」あるいは貧困の悲劇
  • 柳浪の『人』
  • 「亀さん」の紹介の紹介
  • 「浅瀬の波」についてのどうでもいいようなちょっとした疑問
  • 山田美妙の没落
  • 「油地獄」と「かくれんぼ」素描
  • 緑雨の「門三味線」
  • 緑雨の読者
  • 明治期下層社会の記録と文学
  • 明治期小説にあらわれた東京の貧民街

「BOOKデータベース」 より

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