液晶相転移 : 分子論的アプローチ
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液晶相転移 : 分子論的アプローチ
シュプリンガー・フェアラーク東京, 2001.10
- タイトル読み
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エキショウ ソウテンイ : ブンシロンテキ アプローチ
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注記
参考文献: p271-288
内容説明・目次
内容説明
本書では、統計物理学者を目指す学生及び研究者の格好のチャレンジの場である液晶の分子論という枠の中で、現在主流となっているネマチック液晶の相転移から記述をはじめ、細胞膜を構成する両親媒性脂質分子の配向相転移、有極性スメクチック液晶の逐次相転移、次世代の液晶材料として注目されている強誘電性液晶の弾性定数の分子論的導出に至るまで、様々な液晶系における構造相転移を取り上げ、それらに対して分子論的なアプローチを展開し、平均場理論の限界、ならびに、その有効性とそれにまつわる解説を与えることを試みる。さらに、応用の立場から、現在の液晶応用の主流となっているネマチック混合液晶の分子論やスメクチック混合液晶の分子論を展開し、実験との比較を行うことにより、その理論の妥当性も検証する。
目次
- 序論
- ネマチック液晶の分子論
- 脂質分子系の分子論
- スメクチックA液晶の分子論
- 反強誘電性スメクチックA液晶の分子論
- 強誘電性カイラルスメクチックC液晶の分子論(引力モデル;引力+斥力モデル)
- 反強誘電性カイラルスメクチックCA液晶の分子論
- ネマチック混合液晶の分子論(引力+斥力モデル;格子モデル)
- スメクチックA混合液晶の分子論
「BOOKデータベース」 より