「教養」は死んだか : 日本人の古典・道徳・宗教

書誌事項

「教養」は死んだか : 日本人の古典・道徳・宗教

加地伸行著

(PHP新書, 181)

PHP研究所, 2001.11

タイトル別名

教養は死んだか : 日本人の古典道徳宗教

タイトル読み

キョウヨウ ワ シンダカ : ニホンジン ノ コテン ドウトク シュウキョウ

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内容説明・目次

内容説明

古来、中国人は「教養」を知識の習得とともに、道徳的修養ととらえていた。そして、学習する知識は儒教的古典であり、その古典学習を通じての人格教育であった。しかし、現代日本人の「教養」は知識と同義になってしまった。かつては知識と人格は日本人においても一体化されていたのに、今は分裂してしまった。両者が再び結びつくことは何能なのか。本書では、道徳教育・宗教教育の重要性を説きつつ、中国古典学の立場から日本人の「教養」を貫ぬくものを明らかにする。

目次

  • 第1部 「古典をめざして」から「古典を通じて」へ
  • 第2部 漢文は死んだか(忘れられた漢文;明治の「教養」いまいずこ;丸山真男の「漢文の理解」;漢文は死んだか;追悼「最後の経学者」)
  • 第3部 日本人が忘れたもの—道徳教育・宗教教育(型の道徳教育—教育勅語;通俗道徳へ帰れ;道徳教育の将来—ゲームソフト学習と礼部小学校の設立と;宗教教育の可能性)
  • 補論 大学の死と再生と

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA54431484
  • ISBN
    • 4569617050
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    287p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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