マルサス人口論争と「改革の時代」
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マルサス人口論争と「改革の時代」
(現代経済政策シリーズ, 10)
日本経済評論社, 2001.11
- タイトル読み
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マルサス ジンコウ ロンソウ ト カイカク ノ ジダイ
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注記
参考文献: p229-236
内容説明・目次
内容説明
工場法制定、選挙法改正、新救貧法制定など、一連のブルジョア的改革に彩られた19世紀前半のイギリスで戦われたマルサス人口論争。その中にあって、リカードウ派社会主義に抵抗しつつ、貧民の被救済権の確立を唱え、「市場の言葉」と「権利の言葉」をもって論争に挑んだ「忘れられた経済学者」たちの資本主義像に迫る。
目次
- 第1章 「改革の時代」の経済学と貧民問題
- 第2章 エリザベス救貧法から新救貧法まで—救貧法と貧民の被救済権
- 第3章 人口原理とは何か
- 第4章 貧民の境遇改善と救貧法廃止論
- 第5章 論争・マルサスの応答
- 第6章 レッセ・フェールとパターナリズムのあいだ—スクロウブのマルサス批判と救貧法論
- 第7章 人民の失敗か政府の失敗か—サミュエル・リードのマルサス批判と救貧法論
- 第8章 競争と世代間秩序—ウィリアム・フォスター・ロイドのマルサス批判と救貧法論
- 第9章 国家介入の目的と範囲—マウンティフォート・ロングフィールドの救貧法論
- 第10章 経済的公正を求めて
「BOOKデータベース」 より