戦国期の徳政と地域社会

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戦国期の徳政と地域社会

阿部浩一著

吉川弘文館, 2001.12

タイトル読み

センゴクキ ノ トクセイ ト チイキ シャカイ

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注記

博士論文 (1999年9月、東京大学) に加除修正を加えてまとめたもの

内容説明・目次

内容説明

下剋上と戦乱の時代、新たな権力機構=戦国大名と自立した社会集団=村落・都市双方に注目。徳政論、領主の「蔵」と蔵本論、東国の流通と地域社会論の三つの視角から、新しい政治・経済・社会秩序のあり方を追究する。

目次

  • 戦国期研究の歩みと本書の視角
  • 第1部 戦国期徳政論(戦国期徳政の事例検討;戦国期東国の暦と私年号;戦国大名の徳政と地域社会—遠州井伊谷徳政をめぐって;永禄3年後北条市徳政令と「酉町」)
  • 第2部 戦国期の「蔵」と蔵本(戦国大名領下の「蔵」の機能と展開;戦国時代の菅浦と代官支配;甲賀郡山中氏の高利貸活動と寺社経営)
  • 第3部 戦国期東国の流通と地域社会(戦国期関東の二大水系と伝馬・宿—下総国関宿を中心として;戦国期東国の問屋と水陸交通;戦国末—近世初頭の宿の開発と展開—遠江国気賀宿を中心として)

「BOOKデータベース」 より

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