王朝文学の本質と変容
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書誌事項
王朝文学の本質と変容
(研究叢書, 276,
和泉書院, 2001.11
- 韻文編
- 散文編
- タイトル読み
-
オウチョウ ブンガク ノ ホンシツ ト ヘンヨウ
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注記
各巻末: 片桐洋一略歴・片桐洋一著述一覧
収録内容
- 韻文編: 難波津の歌の呪術性について / 徳原茂実
- 島田忠臣と在原業平 / 三木雅博
- 『業平集』再説 / 片桐洋一
- 『新撰万葉集』の世界 / 泉紀子
- 古今集和歌の句末母音韻律小考 / 神谷かをる
- 「馬なめて」と「駒なめて」 / 岩井宏子
- 非定家本系古今集の古筆切 / 田中登
- 古筆資料のなかの平安朝詩文 / 後藤昭雄
- 漢詩によまれるもの・和歌によまれるもの / 丹羽博之
- 三代集時代の和歌表現の形成と展開の方法 / 木藤智子
- 『拾遺抄』恋歌の表現 / 阪口和子
- 藤原基俊書写『和漢朗詠集』「多賀切」詩題注と結題 / 田中幹子
- 『和漢朗詠集』粘葉本について / 中川順子
- 藤原道長の「谷の松」と新楽府「澗底松」 / 北山円正
- 「心吉きこと無」き屏風歌 / 田島智子
- 『紫式部集』の主題 / 山本淳子
- 『和泉式部集』B歌群の成立と性格 / 藤川晶子
- 『和泉式部正集』春海本の性格 / 岸本理恵
- 「有馬山ゐなの笹原」考 / 中周子
- 『堀河百首』と漢詩文 / 竹下豊
- 「綺語抄」成立の文学的背景 / 鳥井千佳子
- 『俊頼髄脳』の難書と逸文 / 鈴木徳男
- 『奥義抄』所引の『後拾遺集』本文について / 東野泰子
- 『清輔集』における結題 / 芦田耕一
- 関西大学図書館蔵『俊成家集』について / 吉田薫
- 歌道家と万葉集の伝来 / 寺島修一
- 平安末期における題詠法、素描 / 藏中さやか
- 平安末期の拾遺抄とその受容 / 金石哲
- 寂蓮と顕昭 / 安井重雄
- 『新古今和歌集』に見られる本歌取り的配列 / 赤瀬信吾
- 関西大学図書館蔵『新古今集聞書』について / 近藤美奈子
- 『顕注密勘』と定家の和歌表現 / 三木麻子
- 藤原定家の書写と古筆切 / 藤本孝一
- 素描・近江国歌枕と大嘗会和歌 / 八木意知男
- 承明門院小宰相詠歌攷 / 大取一馬
- 名古屋市蓬左文庫蔵『鷹百首和歌』 / 山本一解題・翻刻
- 田中登氏蔵『公宴続歌』 / 三村晃功解題・翻刻
- 冷泉家歴代花押集成 / 小倉嘉夫編
内容説明・目次
- 巻冊次
-
韻文編 ISBN 9784757601376
内容説明
本書は、片桐洋一古稀記念論文集全2冊の1冊、韻文編である。
目次
- 論文編(難波津の歌の呪術性について;島田忠臣と在原業平—漢詩が和歌を意識し始めた頃;『業平集』再説—家集の伝流と写本の歴史;『新撰万葉集』の世界—その場面性と口誦性;古今集和歌の句末母音韻律小孝—四季の巻を中心に ほか)
- 資料編(名古屋市蓬左文庫蔵『鷹百首和歌』(解題・翻刻);田中登氏蔵『公宴続歌』—永正四年関係分—(解題・翻刻);冷泉家歴代花押集成)
- 巻冊次
-
散文編 ISBN 9784757601383
内容説明
本書は片桐洋一古稀記念論文集全2冊の1冊、散文編である。
目次
- 論文編(現存諸本から見た伊勢物語の増益;「いちはやきみやび」—伊勢物語の主人公と語り手;『伊勢物語』における「まめ男」の本質;伊勢物語「皇太后宮越後本」の本文について;田中登先生所蔵『伊勢物語語注』について ほか)
- 資料編(河野美術館蔵『伊勢物語語注 冷泉流』(解題・翻刻);聖護院本『伊聞私』(解題・翻刻);天理大学附属天理図書館蔵 新資料『源氏物語山下水 常夏・篝火・野分、行幸』(解題・翻刻);静嘉堂文庫所蔵『源氏露』(解題・翻刻))
「BOOKデータベース」 より