書誌事項

自我の探究

植村恒一郎, 朝広謙次郎編

(現代カント研究 / カント研究会編, 8)

晃洋書房, 2001.11

タイトル読み

ジガ ノ タンキュウ

注記

日本におけるカント文献目録(1998-1999年)(抄) / 佐藤労編: 巻末p23-36

内容説明・目次

内容説明

本書は、狭義の「近代」の閉塞感を背景に、あらためて「近代」の産物であり我々自身のものでもある「自我」を、その創始者であるカントに立ち帰って再検討してみた。

目次

  • 1 超越論的統覚と他者—バークリ的観点から
  • 2 自由と決定論の両立—「超越論的自由」をめぐって
  • 3 定立する自我の探求
  • 4 カントにおける自己直観・自発性・現実性—形而上学講義L1から『純粋理性批判』へ
  • 5 カントの他我認識論—その可能性と限界
  • 6 カントと自己決定の問題
  • 7 批判的空間に生きる「私」とは—幾何学と「根源的獲得」の視点から
  • 8 霊魂論から心身問題へ—『視霊者の夢』における転回
  • 9 認識論的自我の自発性—ニューラルネットワークのパイオニア的存在としてのカント
  • 書評
  • 学会報告

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BA54564025
  • ISBN
    • 477101292X
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpnengger
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    v, 235, 64p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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