水辺ぐらしの環境学 : 琵琶湖と世界の湖から
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書誌事項
水辺ぐらしの環境学 : 琵琶湖と世界の湖から
昭和堂, 2001.12
- タイトル読み
-
ミズベグラシ ノ カンキョウガク : ビワコ ト セカイ ノ ミズウミ カラ
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内容説明・目次
内容説明
なぜ人は水辺に魅かれるのだろう?そんな素朴な疑問に、地元の人びとのくらしの視点からこたえるのが本書だ。琵琶湖からはじまり世界各地の湖に足をはこんだ著者が古写真などを活用しながらフィールドワークする。新しい学問の手法といえるだろう。
目次
- 1 世界の湖からのメッセージ(「湖国」の人の、水との深いかかわりに魅せられて;チムエムエ君の悩み;湖面を見る—水の風景をめでるアメリカ・マジソン四湖群の人びと;エビアン水のふるさと—レマン湖;中国・太湖の今—工業化で変わった資源循環の思想;琵琶湖は、今—生命文化複合体としての琵琶湖への新しいまなざし)
- 2 科学知と生活知の対話(きれいな水、きたない水—「汚染」の科学性と社会的文脈;身近な環境の自分化—科学知と生活知の対話をめざしたホタルダス;人とホタルの関係論—個人史から社会史・自然史へ;地域住民が調べる水文化の変遷—「コミュニティ水環境カルテ」の試み;環境教育の日本型方式を求めて—日米湖沼保全活動の比較のなかで;地域から地球環境を考える拠点としての琵琶湖博物館—ローカルに考え、グローバルに行動する)
- 3 所有からみた環境の保全と利用(生活実践からつむぎだされる重層的所有観—余呉湖周辺の共有資源の利用と所有;湖岸エコトーンの所有と利用—その生物と文化の多様性;水と湖はだれのものか—日本、アメリカ、アフリカの比較から)
「BOOKデータベース」 より