日本兵捕虜は何をしゃべったか
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日本兵捕虜は何をしゃべったか
(文春新書, 214)
文藝春秋, 2001.12
- タイトル読み
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ニホンヘイ ホリョ ワ ナニ オ シャベッタカ
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内容説明・目次
内容説明
太平洋戦争で捕虜になった日本兵は、米軍の尋問に協力的だったが、重要機密は洩らしても天皇への畏敬の念は失わなかった。この日本人独自の心性への理解は、マッカーサーの対天皇政策の原型となる。アメリカは日系二世を中心に組織的な諜報活動を展開。情報戦争ですでに日本は負けていたのだ。更にアメリカは、戦時中に習得した日本人捕虜への対応のノウハウを、戦後の占領政策に適用した。アメリカ国立公文書館で原資料を読破した著者が、米軍の諜報活動の実態と日本兵捕虜たちの生態を発掘した労作。
目次
- 序章 捕虜第一号
- 第1章 米軍の対日諜報システム
- 第2章 日系二世の秘密戦士たち
- 第3章 ずさんな日本軍の情報管理
- 第4章 ガタルカナル戦線
- 第5章 ニューギニア、フィリピン戦線
- 第6章 中国、ビルマ、インド戦線
- 終章 捕虜と日本占領
「BOOKデータベース」 より