書誌事項

マゾヒズムの発明

ジョン・K・ノイズ著 ; 岸田秀, 加藤健司訳

青土社, 2002.1

タイトル別名

The mastery of submission : inventions of masochism

タイトル読み

マゾヒズム ノ ハツメイ

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注記

参考文献: 巻末pvi-xviii

内容説明・目次

内容説明

時代の規範に服従しながらそれをズラしてゆく性的被虐のファンタジー。マゾッホが生きた19世紀の思想・社会状況をふまえ、マゾヒズムの誕生から、フロイト以来の精神分析による変容をたどり、今日のエロスと政治の到達点を明らかにする。フーコー以後の性/身体/権力論の最新成果。

目次

  • 序章 マゾヒズムの発明
  • 第1章 殴られる女、生物学、コントロールのテクノロジー—マゾヒズムの政治学
  • 第2章 理性、情熱、一九世紀リベラリズム—クラフト=エービングとザッヘル=マゾッホ
  • 第3章 罰、贖罪、快楽のテクノロジー—普遍的マゾヒズムの発明
  • 第4章 帝国主義の男、文明化させる女、ヨーロッパのマゾ男
  • 第5章 支配の物語、挫折の空想—フロイトのマゾヒズム観
  • 第6章 死の衝動を超えて—マゾヒズムの歴史・コントロール・ジェンダー化
  • 第7章 消滅し、ふたたび現れる主体—マゾヒズム、近代性、ポスト近代性

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA54956794
  • ISBN
    • 4791759400
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    399, xviiip
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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