ソロスの資本主義改革論 : オープンソサエティを求めて

書誌事項

ソロスの資本主義改革論 : オープンソサエティを求めて

ジョージ・ソロス著 ; 山田侑平, 藤井清美訳

日本経済新聞社, 2001.12

タイトル別名

Open society : reforming global capitalism

タイトル読み

ソロス ノ シホン シュギ カイカクロン : オープン ソサエティ オ モトメテ

内容説明・目次

内容説明

経済のグローバル化は、それに対応すべき政治のグローバル化を伴わないまま進展してきた、と著者は指摘。そして、既存の機関は主権国家の支配下にあるという認識のもと、個々の国におけるオープンソサエティの育成、グローバル・オープンソサエティの土台づくり、という二つの目的を追求する「オープンソサエティ同盟」を結成すべきだと提案する。読者を奮い立たせる壮大なビジョンを描き出す過程で、著者はカネ儲けにおいても、さらにオープンソサエティ財団ネットワークを通じてそのカネを慈善活動に投じるにあたっても、常識や定説にとらわれない世界観を随所で披露している。本書は、並外れた能力をもつ人物が、生涯かけて取り組んできた思想と活動をまとめたものである。

目次

  • 第1部 概念的な枠組み(思考と現実;経済学批判;金融市場における相互作用性;歴史における相互作用性;理想としてのオープンソサエティ;社会価値の問題)
  • 第2部 歴史の現時点(グローバル資本主義システム;一九九七〜九九年の金融危機;だれがロシアを失ったのか;新しいグローバル金融構造;グローバル政治構造;オープンソサエティ同盟)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BA55017571
  • ISBN
    • 4532149509
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    437p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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