江戸の詩壇ジャーナリズム : 『五山堂詩話』の世界

書誌事項

江戸の詩壇ジャーナリズム : 『五山堂詩話』の世界

揖斐高著

(角川叢書, 19)

角川書店, 2001.12

タイトル別名

江戸の詩壇ジャーナリズム : 五山堂詩話の世界

タイトル読み

エド ノ シダン ジャーナリズム : ゴザンドウ シワ ノ セカイ

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注記

再版(2009.11刊)の発行者: 角川学芸出版

再版(2009.11刊)の発売者: 角川グループパブリッシング

内容説明・目次

内容説明

庶民文学ばかりが強調されてきた江戸文学。その背骨には和歌や漢詩など伝統的文学があり、江戸文化全体に大きな影響を及ぼしていた。江戸文化の爛熟期、化政期に日本初のジャーナリズム批評のメディア『五山堂詩話』が発刊。身分の上下なく漢詩の一大ブームが始まり、やがて江戸文芸壇を巻きこむ大騒動が生じる…。芥川賞・直木賞を設け、作家の育成や文芸の普及などに貢献したジャーナリストで作家であった菊池寛の先祖・菊池五山が著した、この詩話を通して江戸後期の文化の実相を生き生きと描き出した異色作。

目次

  • 第1章 ジャーナリズム批評の成立
  • 第2章 『五山堂詩話』の出版
  • 第3章 菊池五山という人
  • 第4章 柴野栗山への視線
  • 第5章 詩人の遊歴
  • 第6章 勤番詩人たち
  • 第7章 郷村風景の発見
  • 第8章 女流詩の環境
  • 第9章 批判と諧謔
  • 第10章 紙碑として
  • 第11章 大江戸文人茶番劇
  • 第12章 批評家の証明

「BOOKデータベース」 より

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