書誌事項

新世紀の労働運動 : アメリカの実験

グレゴリー・マンツィオス編 ; 戸塚秀夫監訳

(国際労働問題叢書, 2)

緑風出版, 2001.12

タイトル別名

A new labor movement for the new century

タイトル読み

シンセイキ ノ ロウドウ ウンドウ : アメリカ ノ ジッケン

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注記

A new labor movement for the new century.の翻訳

内容説明・目次

内容説明

「労働組合は、ついに長く深い眠りから目覚めた」。1995年、AFL‐CIOの役員選挙でジョン・スウィニーが新たな指導部に選出されたとき、米国の新聞はこう報じた。ジョン・スウィニーをAFL‐CIOの会長へと押し上げた「ニュー・ボイス」と呼ばれるグループは、米国労働運動の「新たな目覚め」を求めて、労働活動家と研究者との共同作業を行なってきた。組織率の向上、女性やマイノリティの労働組合への参加、地域社会を抱える問題への取り組み、政治を変革する新しい民衆の連携の道を模索してきた。また、グローバリゼーション下での国際連帯の道をも探ってきた。こうして「ニュー・ボイス」の運動は、労働運動の新しい挑戦=実験を大胆に開始した。

目次

  • 第1部 民主主義、イデオロギー、変革(職場に民主的コミュニティを築く;旧い殻の中の「新しい労働運動」か;労働組合は何のために闘うのか)
  • 第2部 未組織を組織化する(流れを変え、反転攻勢へ;組合員を基礎とした組織化運動;ローカル・レベルでの組織化の成功—AFSCME1707地域協議会の事例;周辺から中心に向けて改革を進める)
  • 第3部 多様性と多様性の包括(女性労働者:包括と組合運動の再構築のための戦略;多様性の包括と真剣に取り組む—総合的なアプローチ;AFL−CIOにおける多様性と包括性の追及)
  • 第4部 政党と政治(橋を封鎖する—階級を基盤にする政治と労働運動;政治分野での労働組合の役割)
  • 第5部 国際問題(国際労働基準の発展と実行;新しい声・新しい国際主義;組合員に基礎を置く国際活動計画を構築する)

「BOOKデータベース」 より

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