欧化と国粋 : 日露の「文明開化」とドストエフスキー

書誌事項

欧化と国粋 : 日露の「文明開化」とドストエフスキー

高橋誠一郎著

(比較文明学叢書, 4)

刀水書房, 2002.1

タイトル読み

オウカ ト コクスイ : ニチロ ノ ブンメイ カイカ ト ドストエフスキー

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注記

参考文献: p233

ドストエフスキー関連年表: p241

内容説明・目次

内容説明

ヨーロッパに追随して近代化に成功したロシアと日本の欧化と国粋の対立を、ドストエフスキーと諭吉・兆民・漱石らの文明観において考え、さらに国民国家史観に迫る。

目次

  • 序章 二つの文明観—福沢諭吉の文明観とドストエフスキー
  • 第1章 日本の開国とクリミア戦争—「欧化と国粋」の視点から
  • 第2章 「大改革」の時代と「大地主義」—雑誌『時代』と世代間の対立
  • 第3章 権力と強制の批判—『死の家の記録』と「非凡人の思想」
  • 第4章 虚構としての「国民国家」史—『冬に記す夏の印象』と日本
  • 終章 「欧化と国粋」のサイクルの克服—夏目漱石の文明観とドストエフスキー

「BOOKデータベース」 より

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