往還する視線 : 14-17世紀ヨーロッパ絵画における視線の現象学
著者
書誌事項
往還する視線 : 14-17世紀ヨーロッパ絵画における視線の現象学
(近代文芸社新書)
近代文芸社, 2001.10
- タイトル別名
-
往還する視線 : 14-17世紀ヨーロッパ絵画における視線の現象学
- タイトル読み
-
オウカン スル シセン : 14 17セイキ ヨーロッパ カイガ ニ オケル シセン ノ ゲンショウガク
大学図書館所蔵 件 / 全18件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
「絵画」は見るものだと思っているあなたへ。「絵画」のなかに描かれた人物がこちらへ視線を向けているとき、あなたは彼、あるいは彼女によって見られている。しかも、その見られる様態は、その作品が生まれた時代や社会、あるいは画家によってもさまざまである。その多様な視線が物語るものを理解したとき、あなたにとって「絵画」のなかの人物像は、たんなる眼の楽しみではなくなり、人間や文化について多くのことを語ってくれる、汲めどもつきせぬ「知の泉」となるだろう。
目次
- 第1章 聖母の視線
- 第2章 物語る視線
- 第3章 ヴィーナスの投げかける視線
- 第4章 自画像の視線
- 第5章 17世紀オランダ絵画の視線
- 第6章 ベラスケス「ラス・メニーナス」における視線
「BOOKデータベース」 より