知的財産会計
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知的財産会計
(文春新書, 229)
文藝春秋, 2002.2
- タイトル読み
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チテキ ザイサン カイケイ
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内容説明・目次
内容説明
経営の実態を正確に示す情報を開示することは、企業にとってなにより重要な責務だ。それなくしては健全な投資行動もありえない。近年、米国や英国では、企業の持つ無形の資産を評価し、結果を公開することが求められているが、日本企業にも同じ要求が向けられる日は必ず来る。無形のものの価値をどのように数字であらわすのか。すべての経営者やビジネスマンは、生き残るために知的財産会計という新しいグローバルスタンダードを知らなければならない。
目次
- 第1章 経営資源としての知的財産—「人・金・もの」から「人・金・無形資産」へ
- 第2章 知的財産会計—株式投資に必要な情報はいまの会計制度からは得られない
- 第3章 米国の知的財産会計—アムジェンやインテルなどはこんなに幅広く情報を公開している
- 第4章 英国の知的財産会計など—買収した企業の無形資産はどう評価するのか
- 第5章 知的財産会計と資本市場—人材の価値を企業価値の中心に置く保険会社の財務情報
- 第6章 知的財産と連結納税—連結納税制度はなぜ活用されなければならないのか
- 第7章 知的財産権の流通市場—日本にも進出してきた知的財産権評価会社
- 第8章 知的財産権の評価基準—企業の真の実力を反映する財務報告書はあるのか
- 第9章 知的財産会計と日本企業—日立製作所は特許使用料で三四〇億円の黒字
「BOOKデータベース」 より