書誌事項

イスラム哲学への扉

オリヴァー・リーマン著 ; 中村廣治郎訳

(ちくま学芸文庫, [リ-4-1])

筑摩書房, 2002.3

タイトル別名

An introduction to medieval Islamic philosophy

タイトル読み

イスラム テツガク エノ トビラ

大学図書館所蔵 件 / 60

この図書・雑誌をさがす

注記

訳註: p441-450

追加参考文献: p451-453

原註: p454-464

1988年より刊行されたものの文庫版

内容説明・目次

内容説明

イスラム哲学はプラトン、アリストテレスをはじめとする古代ギリシア哲学の正統な継承者である。キンディーからファーラービー、アヴィセンナ(イブン=シーナー)、アヴェロエス(イブン=ルシュド)に至る長い伝統の中で、何が問題とされ、いかなる議論が行われたのか。ガザーリー、マイモニデスらと対比しつつ、神学と哲学、啓示と理性をめぐる問題系を、対立・補完・綜合といった多様な側面から明らかにし、今後いっそうの理解が不可欠なイスラムの思想的営為の根幹へと読者を誘うユニークな入門書。

目次

  • 序 イスラムの展開と哲学
  • 第1部 哲学に対するガザーリーの攻撃(神は世界をいかに創ったか;霊魂の不死性と能動知性;神は個物を知りうるか)
  • 第2部 実践的推論における理性と啓示(宗教の倫理は客観的か主観的か;幸福・哲学・社会;イスラム哲学をいかに読むか)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA55925978
  • ISBN
    • 448008682X
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    472p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ