南仏ロマンの謝肉祭 (カルナヴァル) : 叛乱の想像力

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南仏ロマンの謝肉祭 (カルナヴァル) : 叛乱の想像力

E・ル・ロワ・ラデュリ著 ; 蔵持不三也訳

新評論, 2002.4

タイトル別名

Le carnaval de Romans : de la Chandeleur au mercredi des cendres 1579-1580

南仏ロマンの謝肉祭 : 叛乱の想像力

タイトル読み

ナンフツ ロマン ノ カルナヴァル : ハンラン ノ ソウゾウリョク

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注記

原著 (Paris : Gallimard, 1979) の全訳

引用・参考文献リスト: p667-683

「ロマンのカルナヴァル」関連年表: p684-686

内容説明・目次

内容説明

中世のたたずまいを今に残す南仏の小都市ロマン=シュル=イゼール。この町で1579‐1580年に起きた凄惨な連鎖的事件とは?祝祭空間の中でくりひろげられた叛乱=反税闘争の連鎖を解析し、16世紀のあらゆる社会・構造的軋轢=全体的社会事実の縮図を描き切る、アナール民族歴史学の白眉。

目次

  • 都市と農村の舞台装置
  • 税:平民対貴族
  • 一五七六年:ジャン・ド・ブールの陳情書
  • 一五七八年:ジャック・コラの賢明なる叛乱
  • 一五七九年:セルヴ・ポーミエの最初のカルナヴァル
  • ストと負債
  • 一五八〇年:アントワーヌ・ゲラン、ロマンの裁判官にしてフォークロアの主
  • 一五八〇年:肉食の火曜日もしくは神はわれらに
  • 農民屠殺
  • カササギとカラスがわれらの目を穿った
  • モデル、同宗団、三国
  • 冬祭り
  • 農民たちへの回帰
  • 平等の未開人たち

「BOOKデータベース」 より

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