パスタの迷宮
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パスタの迷宮
(新書y, 055)
洋泉社, 2002.2
- タイトル読み
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パスタ ノ メイキュウ
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内容説明・目次
内容説明
すべての道は、パスタに通ず…世界の食卓を席巻したパスタ。しかしその来歴は謎に包まれている。メソポタミア文明に端を発し、古代エジプト、大ローマ帝国を支えた小麦とパン文化の中で、無発酵のパスタは異端の食物でしかなかった。帝国の衰退とともにイタリア半島に南下したゲルマン民族の食文化と中世の到来が、原始パスタを生んだ。そして近代以降の社会と価値観の変容は新たな味覚を求め、人と物資の移動、技術革新が、多彩なパスタを形づくっていく。時代が劇的に変わるとき、必ずパスタがそこに顔をのぞかせる—あたかも世界史という大舞台の狂言回しのごとく。気鋭のイタリア学者がパスタを糸口にたどる、めくるめく世界像。
目次
- 1 パスタ学入門(パスタとは何か;パスタの形態学;イタリア料理におけるパスタの位置)
- 2 パスタ歴史点描(マルコ・ポーロ伝説;パスタの近代、近代のパスタ;工業生産の時代へ ほか)
- 3 パスタ逍遙(ペスト・アッラ・ジェノヴェーゼ;トマトのパスタ;アリオ・オリオ・エ・ペペロンチーノ ほか)
「BOOKデータベース」 より