司馬遼太郎とその時代
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司馬遼太郎とその時代
青弓社, 2002.2-2003.9
- 戦中篇
- 戦後篇
- タイトル読み
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シバ リョウタロウ ト ソノ ジダイ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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戦中篇 ISBN 9784787291523
内容説明
福田定一はどのようにして司馬遼太郎になったのか—。司馬の原点ともいえる戦争体験を定一としての“それ”と、歴史的現実とを詳細に対照し、語らなかった事実を検証することをとおして、やがて国民作家となる司馬の作家性の出自を明らかにする。
目次
- 第1章 大陸雄飛
- 第2章 夢想の霧のなかで
- 第3章 学徒出陣
- 第4章 夢のあとを
- 第5章 四平陸軍戦車学校
- 第6章 錬成・前期課程
- 第7章 錬成・後期課程
- 第8章 赴任
- 第9章 辺境守備
- 第10章 本土防衛
- 第11章 敗戦
- 巻冊次
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戦後篇 ISBN 9784787291677
内容説明
「二十二歳の自分への手紙」。司馬が晩年に語ったこの言葉に託した思いとは—。敗戦後、急速に「発展」する日本社会。華やかな時代とは裏腹に、司馬は一人、自らの精神を内向させていった。膨大な作品を発表し、国民的作家として多くの人びとの支持を得ながらも、語る相手がいないと絶望した作家の心の葛藤と闇を探る。
目次
- 第1章 平和と繁栄の時代
- 第2章 アイデンティティ、あるいは「心の憑代」
- 第3章 失われた町を求めて
- 第4章 難波塩草
- 第5章 一九四五‐五四年(昭和二十年代)、京都時代から作家誕生へ
- 第6章 『俄—浪華遊侠伝』
- 第7章 二十二歳の自分への手紙
「BOOKデータベース」 より