書物史のために

著者

• 宮下, 志朗 ミヤシタ, シロウ

書誌事項

書物史のために

宮下志朗著

晶文社, 2002.4

タイトル読み

ショモツシ ノ タメ ニ

注記

参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

１２〜１３世紀、声の文化が滅び、文字の文化がそれにとってかわろうとしていた時代。バルザックやフロベールが活躍し、本が大量に印刷されるようになった１９世紀。そしてインターネットが登場した現代。思想の器としての書物が大きく姿を変えた三つの時代を舞台に、本を書くことと読むことの歴史を根源からとらえなおす。

目次

• １　「声の文化」から「文字の文化」へ（中世の読みをめぐる対話；写本文化—もうひとつのインターネット　ほか）
• ２　文豪たちの出版ビジネス戦争（「雲の王者」あるいは市場の作家たち；猫は袋に入れたまま売れ　ほか）
• ３　「読書」はどこへ行く？（屋根裏部屋で本を注文する；パリ電脳図書館便り　ほか）
• ４　書物史研究のために（ヨーロッパにおける書物史研究；ロジェ・シャルチエを読む方法　ほか）

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

• NII書誌ID(NCID): BA56425890
• ISBN:
  • 4794965257
• 出版国コード: ja
• タイトル言語コード: jpn
• 本文言語コード: jpnfre
• 出版地: 東京
• ページ数/冊数: 269p
• 大きさ: 20cm
• 分類:
  • NDC8 : 020.2
  • NDC9 : 020.2
• 件名:
  • BSH : 図書 -- 歴史
  • BSH : 読書 -- 歴史