書物史のために
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書物史のために
晶文社, 2002.4
- タイトル読み
-
ショモツシ ノ タメ ニ
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参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
12〜13世紀、声の文化が滅び、文字の文化がそれにとってかわろうとしていた時代。バルザックやフロベールが活躍し、本が大量に印刷されるようになった19世紀。そしてインターネットが登場した現代。思想の器としての書物が大きく姿を変えた三つの時代を舞台に、本を書くことと読むことの歴史を根源からとらえなおす。
目次
- 1 「声の文化」から「文字の文化」へ(中世の読みをめぐる対話;写本文化—もうひとつのインターネット ほか)
- 2 文豪たちの出版ビジネス戦争(「雲の王者」あるいは市場の作家たち;猫は袋に入れたまま売れ ほか)
- 3 「読書」はどこへ行く?(屋根裏部屋で本を注文する;パリ電脳図書館便り ほか)
- 4 書物史研究のために(ヨーロッパにおける書物史研究;ロジェ・シャルチエを読む方法 ほか)
「BOOKデータベース」 より