書誌事項

オーウェル : 20世紀を超えて

奥山康治, 佐藤義夫編

音羽書房鶴見書店, 2002.3

タイトル読み

オーウェル : 20セイキ オ コエテ

内容説明・目次

内容説明

「ビッグ・ブラザー」「二重思考」「ニュースピーク」「戦争は平和」「無智は力」「2プラス2は4」「あらゆる動物は平等である、しかし…」「過去を支配する者は未来を支配する」など、メディアの世界でたびたび引用される名文句をつくりだし、20世紀を超えても高い人気を保ちつづけるジョージ・オーウェル(1903‐50)とその作品に、創立25周年を迎える日本オーウェル協会の熟練の会員と気鋭の新進とが、得意の手法によって切り込んだ清新の論集。

目次

  • 『ビルマの日々』—フローリィにみられるオーウェル的良心
  • 『英国教会牧師の娘』における聖書引用
  • 「ガラス窓」の向こうの人びと—『ウィンガン波止場への道』における他者表象
  • 『空気を求めて』における神話構造—エピグラフの曖昧性
  • 『一九八四年』に見る宗教観と伝統意識
  • 『一九八四年』のディストピア
  • 『一九八四年』小考—歴史の改変と権力について
  • 権力崇拝の謎—フーコーの権力論から読む『一九八四年』
  • G・オーウェルの自由—王冠・絞首刑・偽善をめぐって
  • オーウェル逍遙
  • オーウェルとリチャーズの論争
  • オーウェルと宗教
  • オーウェルをめぐる女性たち
  • オーウェルの見たイギリスと世界情勢—「階級」という名のパラダイム
  • スターリン主義とは何だったのか
  • オーウェルと愛国心
  • 1984
  • An Aspect of George Orwell’s Outlook on Life—The Man and His Work:Burnese Days

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BA56590456
  • ISBN
    • 475530220X
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpneng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    290, 31p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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