ブランドはなぜ墜ちたか : 雪印、そごう、三菱自動車事件の深層
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ブランドはなぜ墜ちたか : 雪印、そごう、三菱自動車事件の深層
(角川文庫, 12399)
角川書店, 2002.3
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ブランドはなぜ墜ちたか : 雪印そごう三菱自動車事件の深層
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ブランド ワ ナゼ オチタカ : ユキジルシ ソゴウ ミツビシ ジドウシャ ジケン ノ シンソウ
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Note
角川書店, 2001年刊の単行本を一部加筆訂正、文庫化したもの
雪印、そごう、三菱自動車の沿革と事件経過: p[323]-343
Description and Table of Contents
Description
過去最大の集団食中毒事件から一年余、再生を誓った「雪印乳業」はいま、子会社である「雪印食品」の牛肉偽装事件により、存亡の危機にさらされている。その姿は、食品メーカーとしての存在意義さえ忘れてしまった、巨大ブランドの完全なる凋落にほかならない—。ワンマン経営による拡大路線に狂奔するあまり、破綻の道を歩んだ「そごう」。消費者の安全より、欠陥によるダメージを嫌い、クレーム情報を隠した「三菱自動車」。なぜ、不祥事は繰り返されるのか。企業としての倫理はどこへ消えてしまったのか。大企業の深層を蝕む、「危機管理能力の欠如」を問うドキュメント。
Table of Contents
- 第1部 雪印—崩壊したブランド神話(「もう飲まへん」—失われた信用;「全社員に告ぐ」の教訓;全国展開の基盤、大阪工場の実態 ほか)
- 第2部 そごう—失速した拡大路線(破綻した名門;歴史の荒波にもまれて;突っ走った拡大路線 ほか)
- 第3部 三菱自動車—ユーザー無視の組織弛緩(「三菱」という呪縛;きしむ経営判断;蔓延した大企業病 ほか)
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