アユノカゼの文化史 : 出雲王権と海人文化
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アユノカゼの文化史 : 出雲王権と海人文化
ワン・ライン, 2001.12
- タイトル読み
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アユノカゼ ノ ブンカシ : イズモ オウケン ト アマ ブンカ
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内容説明・目次
内容説明
本書は、「日本文化」(この列島の文化)の独自性・個別性が決して一元的に成立したものではなく、多元的かつ重層的に成立した「混成的」なものであることを、その根源にまで遡って明らかにしようとする一つのささやかな、と同時にかなり大胆な試みを基調とするものである。そして、多元的かつ重層的な「日本文化」が、今日、画一化の波にさらされ、まさに消滅の危機に瀕している現状を地域社会のフィールドの現場から、地域生活者の論理に即して語ろうとするものである。
目次
- 第1章 アユノカゼの誕生と歴史
- 第2章 古代における「アユノカゼ」の分布地域
- 第3章 漁業文化としての風名
- 第4章 鳥取県東伯郡泊村を中心とする「性質呼称」の意味体系
- 第5章 日本文化の多元性の衰微
- 第6章 漁業文化の多元性
- 第7章 「アイ(ノカゼ)」と「キタコチ」(キタゴチ)
- 第8章 出雲王権と「海の文化」
「BOOKデータベース」 より