表現主義論争とユートピア

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表現主義論争とユートピア

船戸満之著

情況出版, 2002.5

タイトル読み

ヒョウゲン シュギ ロンソウ ト ユートピア

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内容説明・目次

内容説明

ルカーチ、ブロッホ、アドルノ、マルクーゼらを手がかりに表現主義とファシズムとの関連、そして歴史と芸術におけるユートピア意識の問題性を明らかにする。

目次

  • 第1章 表現主義論争(クラウス・マンとゴットフリート・ベン—表現主義論争の発端;表現主義論争—ルカーチの表現主義批判 ほか)
  • 第2章 ユートピアの精神とマルクス(時代を越えた友情—エルンスト・ブロッホ「エピクロスとカール・マルクスあるいは原子の落下における主体的ファクター」について;新事象Novumのなかの究極状態Ultimum—ブロッホ「マルクスにおけるオンムと公民」について ほか)
  • 第3章 全体主義時代の芸術と政治(芸術における“大いなる拒絶”—ヘルベルト・マルクーゼ「全体主義時代の芸術と政治」について;アウシュヴィッツの特異性・唯一性とアドルノ ほか)
  • 第4章 革命とナチズム—バイエルン・レーテ概説(第一革命—バイエルン共和国の成立;第二革命—レーテの支配 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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