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国防軍とヒトラー : 1918-1945

J. ウィーラー・ベネット [著] ; 山口定訳

みすず書房, 2002.4

  • 1 : 新装版
  • 2 : 新装版

タイトル別名

The nemesis of power : the German Army in politics, 1918-1945

タイトル読み

コクボウグン ト ヒトラー : 1918 1945

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注記

2: 年表: p353-365

2: 参考文献: 巻末p21-33

内容説明・目次

巻冊次

1 : 新装版 ISBN 9784622051077

内容説明

ヒトラーを操縦して、ドイツの国家権力を握った瞬間、逆にヒトラーに支配されることとなった国防軍。ニュルンベルク裁判の、イギリス代表団に随行した経験のある歴史家が、第一次世界大戦の敗北から、1944年7月22日のヒトラー暗殺計画失敗に到る、国防軍とヒトラーとの関係を詳述する。第1巻は1918年11月から38年2月まで。ゼークトやシュナイヘルが国防軍をどのように指揮し、ワイマール共和国とどのような関係を築いたのか、また共和国崩壊に責任を負っているのか、を描写する。第二次世界大戦後の歴史における、軍隊のあり方と政治のあり方との関連という、いまだに解決のつかない問題にも光を投げかける大著である。

目次

  • 第1部 軍と共和国—一九一八年‐一九二六年(スパからカップまで;ゼークト時代)
  • 第2部 軍とヒトラー—一九二〇年‐一九三三年(求愛、蜜月そして離別;シュライヘル時代)
  • 第3部 ヒトラーと軍—一九三三年‐一九四五年(権力獲得からヒンデンブルクの死まで;ヒンデンブルクの死からフリッチュ危機まで)
巻冊次

2 : 新装版 ISBN 9784622051084

内容説明

第2巻は1938年2月から44年7月まで。ヒトラー政権下、その抵抗勢力として国防軍はどういう立場を取っていたのか、そして44年7月22日のヒトラー暗殺計画の失敗により、その権力を失う過程を叙述する。事実関係の精密な再構成と、関係者たちの人間的な苦悩を中軸に据えたドラマティックな記述とが見事に統一された“古典”は、この21世紀においても歴史への関心を喚起するであろう。

目次

  • 3 フリッチュ危機から戦争勃発まで
  • 4 東部戦線における勝利と「偽りの戦争」
  • 5 電撃戦からスターリングラードまで
  • 6 スターリングラードからノルマンディーまで
  • 7 一九四四年七月二十日

「BOOKデータベース」 より

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