銀行中心のコーポレート・ガバナンス : その理論と中国への応用
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銀行中心のコーポレート・ガバナンス : その理論と中国への応用
学文社, 2002.4
- タイトル読み
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ギンコウ チュウシン ノ コーポレート ガバナンス : ソノ リロン ト チュウゴク エノ オウヨウ
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注記
参考文献: p210-225
博士学位論文「コーポレート・ガバナンスの経済学 : 銀行主導のコーポレート・ガバナンスを中心に」 (桜美林大学, 2001年) に一部修正を加えたもの
内容説明・目次
内容説明
本書は、法学や経営学のアプローチではなく、経営学のアプローチ、即ち情報の経済学と契約の理論でコーポレート・ガバナンスを考察したものである。本書は、基本的には株主兼債権者としての投資主体、このような投資主体である銀行、及び銀行の主導で成り立つ金融システムとコーポレート・ガバナンス制度に重点をおいて、規範的及び事実解明的理論分析を行っている。さらに、その理論的分析から得られた結論は、中国での国有企業の改革を論じる際に、どのような政策的含意があるのかを、現実問題と結合しながら分析を行い、中国のコーポレート・ガバナンス制度の改革に政策提言を試みたものである。
目次
- 序論 コーポレート・ガバナンスの課題
- 第1部 基礎的理論分析(コーポレート・ガバナンスの原点:所有と支配;コントロール・メカニズムとしての金融契約)
- 第2部 比較制度分析(金融システムとコーポレート・ガバナンス;日本のコーポレート・ガバナンス)
- 第3部 理論応用と政策分析(問題所在:中国国有大企業の非効率と「所有権の失敗」;改革方向:銀行中心の金融とコーポレート・ガバナンスへ;政策提言:中国へのメインバンク制導入の必要性と可能性)
「BOOKデータベース」 より