法と正義の経済学
著者
書誌事項
法と正義の経済学
(新潮選書)
新潮社, 2002.5
- タイトル読み
-
ホウ ト セイギ ノ ケイザイガク
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注記
参考文献: p260-262
内容説明・目次
内容説明
「社会的正義」や「分配の正義」なる言葉は空虚だ。市場における正義とは、取引に不正がない状態を意味するだけである。この前提に立ちつつ、裁判所や警察の民営化、麻薬や売買春の解禁、人工授精やクローン人間に対する新ルール構築など、社会のコストを節約しながら、いかに犯罪を防止し正義を維持するかを考察し、未来像として究極の“自由主義社会”を示す。
目次
- 第1章 正義とは何か
- 第2章 正義回復の経済学
- 第3章 国家と正義—罪と罰の経済学
- 第4章 人権と責任の経済学
- 第5章 犯罪抑止の経済学
- 第6章 死刑廃止の経済学
- 第7章 裁判の経済学
- 第8章 取引禁止の経済学
- 第9章 生命倫理と新しいルール
- 第10章 戦争と正義の経済学
- 第11章 結論—「自由社会」への道
「BOOKデータベース」 より